Nippon Archives 京都二十四節気

京都二十四節気

四季のある国、日本。 桜が咲くこと、雨が降ること、紅葉が散ること、そして雪がふること。 日本人は、その美しい自然の変化を、 つい百年前まで、二十四の季節に分け見つめてきました。 私たち日本人が使ってきた旧暦の中では、 二十四の季節に沿った年中行事や風習と共に、風雅な暮らしを楽しむ工夫や知恵がありました。 それと同時に、永遠にめぐる四季のなかで移ろい変わっていくものと、 その変化の裏にある不変のものを感じとってきたのです。 新しいものがあふれていく現代社会のなかで、 古くから日本にある伝統を見つめなおすこと。 それは、移ろう季節のなかから不変のものをみつけだすことと似ています。 ますます季節感が失われていくなかで、二十四節気の暦をつうじて、 自然の変化を敏感に感じとれる繊細な感性と伝統の素晴らしさと それとともにある大切な文化を伝えていきたいと思います。 その四季折々の美しさに触れるとき、自然のなかから生まれてくる、 この国の美しさを改めて見つめ、「美」と「伝統」にめぐり逢える誇りとよろこびを 共にしていきたいと想います。