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- きゅうり封じ(大暑の自然)
- 立秋前の18日間は夏の土用。もっとも暑さの厳しい頃です。京都には、暑さ疲れの出るこの土用の丑の前後に、病気などの厄災を封じる「きゅうり封じ」の習わしがあります。その歴史は古く、今からおよそ1200年前、弘法大師が病魔や悪鬼をきゅうりに封じ込める密教秘法を行ったのが始まりといわれます。きゅうりに名前、年齢、病名などを記し、祈祷を受けて清浄な土に埋めると、病気を持ち去ってくれると信じられてきました。五智山蓮華寺では、土用の丑の前日と当日、二の丑に行われ、毎年多くの人々が無病息災などを願って訪れます。
- 千日詣(大暑の暮らし)
- 愛宕神社では、7月31日の深夜から8月1日の未明にかけて、「千日詣」が行われます。愛宕神社は火伏せの神として信仰を集め、この日に参拝すると、火よけや防火など、千日分のご利益があると信じられてきました。うだるような暑さの中、参拝者たちは、標高924メートルの山頂にある愛宕神社まで歩いて登ります。昔から、京都の人々は、登る人に「おのぼりやす」、下る人に「おくだりやす」と京都言葉で声をかけ合い、励まし合って登ってきました。道が険しいからこそ、一期一会の喜びや、互いを気づかうやさしさが生まれるのかもしれません。

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